皆様こんにちは!
さっそくですが、今回はスタッフを抜け出し記者Hとなり、インタビュー記事をお届けいたします!
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、4月よりかもじま五九郎まちづくり株式会社がKi-Daを運営することとなりました。
これを機会に、弊社代表取締役社長 吉岡より、まちづくり会社について、今後のビジョン、経営者の視点を交えて皆様へお伝えしたいと思います。
吉岡の想いが詰まった心揺さぶる内容となっております。ぜひご覧ください!
ーー最初に、皆様へご挨拶をお願いします。
吉岡:皆さんと繋がる機会をいただきありがとうございます。
Ki-Daが情報発信の場になり、起業を考える若い人達の大切な場所になれたらと常々思っています。
ーーそう思われるきっかけがあったのですか?
吉岡:はい。なぜそう思うかというと、鴨島に住んで60年近くなるんですが、高校3年生の時に父親を亡くし、ずっと起業したいと思っていたので修業のため大阪へ3年行っていました。
起業して成功し、母親を幸せにしたいという気持ちで鴨島に帰ってきたんです。
当時の駅前通り・銀座通りはとても賑やかで、お店を出している知り合いの方から「独立してやろうとしとるけど、若いんやから頑張れよ!」とビールを添えて励ましの言葉をかけてもらえた事が忘れられなくて。
あの時‘‘頑張れよ’’と言ってもらえた事が自分のモチベーションを高める原動力だったんですね。
当然の事ながら、お世話になった方に直接お返しする事は出来ないですが、自分が年齢を重ねて、繋げていくという形でお世話になった気持ちを返していきたい。Ki-Daを拠点として若い人たちに伝えていきたいという思いがあるんです。
ーーまちづくり会社について、また企業理念をお聞かせください。
吉岡:まちづくり会社は創業して4年目ですが、「駅前を元気にしたい・賑やかにしたい」という想いがあり、民間の活力・スピード感・経営感覚をもって市と商工会議所、民間企業が三位一体となり吉野川市の活性化に取り組む組織として行動し、吉野川市に暮らす人、ひとりひとりの「町への想いや願い」を受け止め、活力に変え事業を営む会社です。
経営方針については、まちづくり会社の使命として、都市機能の増進を統合的に推進すること。
民間企業の経営力を応用し、都市経営を行う上で固定概念にとらわれない新たな事業展開が必要と考えています。
まちづくりの従事者として企画実施機能を中心に市街地開発、物販飲食事業、賑わい創出イベント事業を展開し、ここで得た利益を市民に還元する自立した循環型の都市経営を目指しています。
子供たちが「この町に生まれて良かった、住んで良かった」と思えるような町にしていきたいですね。
ーー経営者として大切にされている事は何ですか?
吉岡:「人間として生きるには、人を人として大切に」この考えと共に、子供たちにとって素晴らしい未来を築ける会社でありたい。
子供あって我々がいるので。子供の笑顔に勝る喜びはないですからね。
コロナによって子供が奪われたものは数えきれない位ある。それを取り戻していくというのが、これからやりたい事です。
ーー経営で大変な事、また意識されている点は何ですか?
吉岡:社員を1人ずつ見るというのは大変。それぞれの考えもあるので言葉で伝えなければいけないんですが、バランスが難しく日々悩みです。
その人の背景にある事をきちんと考えてより良い生活をさせてあげる、それも含めての経営者なので。そうするには、会社として利益を上げていかなくてはいけない。
プレッシャーが無ければ頑張れないと思います。
ーー今後のKi-Daについてビジョンを教えてください。
吉岡:地域連携セミナーを通して、若い人に色んなことを発信していき起業を考えてくれる人が1人でも増えるように頑張っていきたいというのが1番の想いです。
他にも、ポケットパークを有効利用して、賑わい創出の場にしていきたい。
簡単な事ではないですが、前に進んでいけるような事をしていきたいです。
ーー最後に、未来ある若者へメッセージをお願いします。
吉岡:失敗を恐れずに何事にも挑戦してもらいたいです。
失敗をしないと絶対に成功はないので。失敗から、これがダメだった…こういうやり方があった…という気付きがある。
成功するには、かなりの挑戦があって成功は1つ。
後々、後悔する事のないようチャレンジしようと思えることはチャレンジしていく方が悔いの残らない人生を送れる、その方が幸せだと思います。
いかがでしたか?
まちづくり会社を身近に感じていただき、皆様と共に想いを紡ぐ事が出来ますように。
それでは、また来月お会いしましょう!
(記者H、取材の道も続く…かも☆)